Akka 2.0リリース!

11 Mar 2012

Created by bagwell on 2012-03-06. Updated: 2012-03-06, 12:56 (翻訳掲載 2012-03-11 mhanada)

Akka 2.0がリリースされました。”並行姓、耐障害性、スケーラビリティの点でプログラミングが革新的に進化します。” Jonas Bonérによれば、AkkaチームはAkka 1シリーズの経験を生かし、”次のレベルへと進みました。標準機能による回復性、コンフィグレーションで対応できるスケーラビリティ、設計の工夫による拡張性、さらに小さなフットプリント。” Akka 2.0はScalaやJavaを使った並行ブログラミングを大きく前進させます。Akka 2.0には開発者の仕事を楽にする多くの新機能があります。SupervisionとDeath Watch、PathとAddress、Location Transparency、Event Bus、Futureの改善、パフォーマンスとスケーラビリティの大きな改善など。新機能の概要についてはJonasのTypesafeブログをご覧ください。

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(訳注:JonasのTypesafeブログを要約してみました。

  • Supervision:Actorは必ず親子関係を持ち、親が子の実行失敗時の動作(Resume,Restart,Terminate,Escalate(親に失敗を伝える))を指示できます。
  • Death Watch:(親子関係に関係なく)他のActorの中断/終了を監視できます。
  • PathとAddress:Actorが親子関係を持つので、あるActorを識別するのにファイルシステム同様にパスという概念を使います。パスはURI形式で”akka://my-system@serv.example.com:5678/user/service-b”のように表すようです。
  • Location Transparency:ActorをURI形式で指定できるので、ローカルとリモートの区別なく設定ファイルで配置を変えられます。
  • Event Bus:以前より簡単にイベント駆動型のシステムを作れるようにActorのグループにメッセージを送信できるトレイトが用意されています。
  • Futureの改善:FutureがExecutionContextやTimeoutの管理、Actor.askの機能と分離されたためノンブロッキング並行計算処理の自由度が増しました。また、Scala 2.10に導入される標準ライブラリのFutureを使用しています。
  • パフォーマンスとスケーラビリティ:新しいFork/Join executorにより、マルチコアマシンではjava.util.concurrent.ThreadPoolExecutorと比較して10倍の高速化が可能な場合があるそうです。
  • Akka 1.xからの移行をサポートするマイグレーションキットがついています。

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